ピルを飲んではいけない場合があります!気を付けて!

一度は耳にしたことがあるという方も多いピルです。
ピルは女性ホルモンの代表的なものであるエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)が含まれた避妊薬で副作用が少なく安全で確実な避妊方法として人気があります。
特に海外ではポピュラーな避妊方法です。
ですが、全ての人に安全かといえばそうではありません。
そこで今回は具体的にどのような症状がある人が服用禁止、もしくは服用に際して注意が必要となっているのかご説明します。

まずはアレルギーがある方は服用に関して注意が必要です。
ピルは副作用がすくない優秀な薬ではありますが全く副作用がないわけではなく蕁麻疹やアトピーといった皮膚疾患のアレルギー症状がでることがあります。
そのためこのような症状がある方は服用に関して注意が必要です。
特に1度ピルの服用によってこのようなアレルギー症状が出たことがある方は服用を続けることで症状が悪化する可能性が高いですのですぐに服用を中止し医師に相談をして下さい。

そして他にも乳がんや子宮がんの方や可能性が疑われる方に関しては服用が禁止されています。
その理由は乳がんや子宮がんはエストロゲン依存性のがんと呼ばれておりピルに含まれるエストロゲンの影響を受けて、乳がん細胞、子宮がん細胞が増加すると言われているからです。
そのため、症状が進行する可能性が高いですのでピルの服用に関しては禁止されています。

他には授乳中の方も服用を中止した方が良いと言われています。
もちろん、授乳中は母乳を介して母親が摂取した薬の成分が乳児の体内に入り込むことで影響を与えてしまうため薬と名のつくものは避けた方が良いですが、それ以外にも別の理由があります。
それはピルに含まれるエストロゲンが母乳の出を悪くする作用があるということです。
そのため、授乳中にピルを服用することで母乳がでなくなる可能性もありますので服用は中止する方が良いと言えます。

また喫煙者や肥満症の人も服用には注意が必要でクリニックによってはピルを処方してもらうことは出来ません。
これは、喫煙者の場合はタバコに含まれるニコチンが血を固まらせてしまう作用があり血栓を作り出す血栓症のリスクをあげてしまうからです。
また、肥満症の方は重度の高血圧になりやすいため血管に負担がかかるからです。
では何故、喫煙者や肥満症の方に多い高血圧や血栓症のリスクがピルの服用禁止と関係しているのでしょうか。

高血圧や血栓症を患っている方は使用できない

高血圧の方や血栓症のリスクがある方がピルの服用を禁止されている理由はピルの成分の一つであるエストロゲンが関わってきています。
エストロゲンの一番の特徴は血液を固まりやすくし、血栓を出来やすくする作用があるという点です。
そのため、従来から血液が詰まりやすい血栓症を患っている方、血管に負担がかかりやすく血管が破れやすい重度の高血圧の方は使用できません。
また、ニコチンの影響によって血液が固まりやすくなっている喫煙者の方はピルを服用することで更に症状を悪化させてしまう可能性があるため使用できません。

ただ、もしどうしてもピルを服用したいという場合は必ず事前にかかりつけの医師に相談をしてから服用するようにしてください。
症状やドクターの判断によっては処方してもらう事が出来る場合もあるかもしれません。
ですが処方してもらえたとしても、高血圧や血栓症を患っている場合は死亡するリスクが格段に増加するということを本人がきちんと理解しておくことが必要だと言えます。
ピルは副作用が少なく安全な薬ではありますが、安全性がたかいとはいえ薬ですので服用には注意が必要で定期的にクリニックを受診し医師に相談するなど、症状や健康状態のチェックを行う事が重要だと言えます。