女性の避妊手術とは?手術後は永久に妊娠できない?

手術室 避妊手術とは、女性や男性の生殖機能をなくす方法の事です。
手軽な避妊方法といえば、手軽にできるコンドームを使う方法もありますが、手術をすることで100パーセント避妊する事ができます。
女性の場合、卵管結紮術という方法です。
卵管結紮術は、腹部を切開して腹腔鏡を利用し、卵管を切除して糸で縛り、卵子を運ぶための道を完全に遮断します。

手術自体は日帰りででき、中には帝王切開をした患者さんが、これ以上妊娠しないためについでに手術を行う人も多いです。
男性の場合、パイプカットまたは性肝切除術という方法があります。
パイプカットは性肝切除術といい、男性の精管を切除して糸で縛る方法です。

この手術を受けることで、ため込まれた精液の中に精子が混入することを防いでくれます。
この手術は簡単で安く、20分から30分で完了します。
ですが、手術をしても、体内には精子が残存しているので、完全に精子をなくすためには、5回程射精をして完全に精巣から精子を抜き取りましょう。
手術したからと言って安心してセックスをした場合、避妊に失敗して妊娠させてしまう事があるので注意をしましょう。

また、この手術をしたからと言って安心してはいけません。
最近の報告によれば、卵管結紮術やパイプカットまたは性肝切除術を行ったとしても、2000人に1人妊娠してしまう場合があります。

またカットや切除といいますと、痛そうなイメージがありますが、実はあまり痛みはありません。
麻酔は局所麻酔だけで、入院の必要もないので忙しい人でも短時間にできるのが魅力的です。
気になるのは費用ですが、男性の場合は費用が10万円台で、女性の場合は費用が30万円台です。

男性の避妊手術は主に泌尿器科で行います。
避妊手術も、病院によって方法が異なりますので、事前に確認をするのも大切です。
手術をした後は、精子が残っていないか確認します。

女性の場合、帝王切開手術と同時に行った場合、産後の一か月検診にて術後の様子を確認します。
不正出血がないか、炎症や腫れに痛みなどがないか確認をします。
産後に退院するときも痛み止めを処方されるので、しっかりと飲みましょう。

女性の場合、例え避妊手術をしても月経は毎月必ず来ます。
通常通り排卵も来るので、生理用品に関しては閉経するまで使用します。
また卵管を切除せず、クリップや糸で止める方法もあるので、先生に手術方法を確認し、相談して納得した上で手術しましょう。

避妊手術はパートナーと相談して決断することが大切!

避妊手術にはメリットとデメリットがあります。
メリットはこの手術を受けることで、コンドームを使わなくても避妊する事ができます。

不感症が改善し、それまで楽しめなかった夫婦生活を楽しむこともできます。
ですが、避妊手術を受けることで様々なリスクもあります。

避妊手術をすると、サイド妊娠したくて医師のもとへ相談しに行っても、もう元の子宮やペニスに戻すことはできません。
もし再び妊娠を希望するとき、体外受精なら可能です。

体外受精なら、卵子と精子を手術にて取り出し、受精卵を再び子宮内に戻します。
ですが、体外受精は金額が高くて保険適用外、また年齢によって助成金が適用されない場合もあるので注意が必要です。

また確率は低いのですが、合併症になるリスクもあります。
女性の場合は術後に軽い更年期障害の症状がでる場合があります。
いつもより体調がすぐれない場合、体を休めることも大切です。
簡単にできる避妊手術ですが、金額や様々なリスクがある事を、しっかりとパートナーと相談することが大切です。

二度と元に戻せないからこそ、この手術をして後悔しないか確認しましょう。
帝王切開は現在の日本では3回までできます。
これ以上妊娠するのは危険と医師から言われた場合は、検討することをお勧めします。